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センター試験が終わって~ウズベキスタン?それ、どこ?

池田校マネージャー 長谷川です。

この週末、小6生は中学受験統一日、

高3生はセンター試験でしたね。

生徒諸君、保護者の皆様、お疲れ様でした。

さて、今週はちょっと真面目な話。

ゴソゴソ…(座りなおして、背筋を伸ばす音です。)

職業柄、日曜日にセンター試験文系科目の問題を

解いていたのですが、地理の問題への世間様の評価に

2年続けて違和感を覚えています。

去年は皆様ご存知の「ムーミン問題」、

題材が特殊だとか、少数言語話者軽視につながる、

とか批判がありました。

今年は「ウクライナとウズベキスタン」の問題。

ウズベキスタンってどこでしたっけ…

最近、サッカーでわが代表と戦って話題になった程度で、

あまり馴染みがない国であるゆえ、

この出題を「今年度地理は難化」と評価する理由の一つとする論調が見られます。

本当にそうでしょうか?

こうした意見は、社会科(地歴公民)のテストを

知識を覚えてナンボの記憶力コンテスト

だと思うから出てくるのではないかと考えます。

ムーミン問題は、

「スウェーデン語とノルウェー語はゲルマン系」

あるいはちょっと勉強した人なら

「フィン語はウラルアルタイ語族で、ヨーロッパの言葉っぽくない」

という、

どちらかの知識さえあれば、あとはちょっと考えるだけの問題。

そこで、

ムーミンの作者ヤンソンはフィンランドの人だけど

物語はスウェーデン語で書いたんではなかったっけ、

とか、

ビッケの作者はヨンソンだから二人の名前並べると

漫才コンビみたいやなあ、

とか、

ビッケのアニメの主題歌に「グリーンランドへお散歩」

という歌詞があったから、裏をかいてデンマークかも?

などと社会科好きな塾講師が生徒諸君の興味を引こうと

下心をもって仕入れるネタのようなことを

考える必要は全くありません。

ウズベキスタンがどこにあるか知らなくても、

トルクメニスタンやタジキスタンとごちゃごちゃになっても、

国旗がファミリーマートと似た配色であることを知らなくても、

「ウクライナはスラブ系の国で、土地が肥沃で穀倉地帯」

ということさえ知っていれば、それっぽくない方を選べばよいだけ。

楽勝です。

社会科も思考力、なのです。

今後「センター試験」が「大学入学共通テスト」になると、

ますます思考力重視になってきます。

その時代に、「馴染みのない国=難問」

などという単純な方程式で片付けられては困るのです。

我々塾の職員も頭使っていかねばならないなあ、

と改めてネジを巻き直すのでした。

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