10Nov
こんにちは
シグマ茨木校
教室長の大野です。
みなさん、英検って興味ありますか?
新しい生徒さんをお迎えするたびに、やはり
「英検は取った方がよいのでしょうか?」と質問を受けますので、
今日は「英検取るべき理由」、まとめてご紹介したいと思います。
《1.志望校へむけてのレベル確認に》
高校入試・大学入試のいずれも、学校の勉強だけでは受験問題に太刀打ちできません。
・・・じゃあ、何をすればいいのか?というときに、使いやすいのが英検。
英検を目指すことで、文法・単語・長文読解・英作文の力をバランスよく身につけ、
「受験英語」への準備が整います。
※中学生は・・・
刀根山高校志望くらいなら英検3級
池田高校志望くらいなら英検準2級 を目安として取得を目指しましょう。
豊中高校以上になると、受験者の多くは英検2級を取得しています。
※高校生は・・・
関関同立や国公立志望なら、高校2年生の間に英検2級を必ず取得。
(このためには、高校1年の間に準2級を取得する)
産近甲龍志望なら高3秋までに英検2級 を取得しましょう。
(高3秋以降は、さすがに英検にばかりこだわるのはやめます
《2.学習ペースを上げるエンジンとして》
「受験勉強、やらなきゃなぁ」とはわかっていても、
なかなかスタートできない、「まだ大丈夫やろ」と思ってしまう・・・
そんな人は多いと思います。
「困難は分割せよ」といったのはデカルトですが、
「目標は細分化する」これが、受験勉強にアクセルをかける秘訣です!
過去問題を眺めながら「入試までにこれが解けるようになるには・・・」と考えても
漠然としすぎていてイメージが湧きませんよね。
「6月5日の英検まで2か月で英検準2級の単語と対策本を終わらせる!」と
目標を短く設定することで、限られた時間に最大限の努力をする。
その積み重ねで、長期的な目標にも手が届きやすくなります。
《3.大学・高校入試に利用できる》
多くの大学・高校の入試で、
英検の取得級またはスコアをもとにした得点読み替え制度があります。
中には、「出願条件」として取得級が定められている場合も。
関関同立レベルともなれば、準1級を取得していなければ有利には働きませんが、
産近甲龍レベルであれば、
英検2級の資格は、出願時に必ず「持っていてよかった!」と実感することになります。
当日の出来不出来にかかわらず英語の得点が保証されているのは大きな安心になり、
その分、入試直前の時間を他の教科の勉強に充てることができるようにもなります。
大阪府公立高校入試では、得点の読み替えがあるのは2級からになりますが、
多くの私立高校では、準2級・3級の取得者でも、得点読み替え制度のほかに、
特待生などの優遇を受けられる可能性があります。
《4.生涯、履歴書に書ける資格》
英検など公的資格の多くは、2級から履歴書などに記載することができます。
入試が終わったのち、就職活動をするときにも、
自分の努力と能力を証明することができるのです。
こういった「資格」の力を知っている人は、意識が高まり、
TOEICに挑戦したり、漢字検定、簿記検定、などの公的資格にも目を向けて、
自分の知識・経験を拡げるきっかけをつかむことにもつながります。
「どうしても英検受けないといけませんか?」と聞いてくる生徒さんの心理には、
試験に「落ちる」ことが怖い、できれば経験したくない、という気持ちが
隠れている場合があります。
わかる!気持ちはわかるよ・・・
落ちたら余計モチベーション下がるやん、って・・・
でも!!
いざ入試本番になって初めて「落ちる」経験するより、良くないかな?
英検はもしも落ちても、
現在の到達レベルをスコアで知ることができて、
何回でも再受験できる。
そうやって「合否のある試験」というものに免疫をつけ、
失敗の悔しさも、成功のうれしさも、
すべての経験が受験に役立っていくことは、
シグマを卒業したたくさんの先輩たちが、身をもって証明してくれています!