30Jan
こんにちは!!
個別指導シグマ武庫之荘校教室長の小野です!
シグマでは毎年1月末に、「高校入試模擬面接会」を実施していますが、
今年はコロナの影響で面接試験が中止となった学校が多く、
シグマでも、イベントを中止することになりました。
しかし、公立特色・推薦選抜や
一部の私立入試では面接を必要とします。
少しでも皆さんに有益な情報を
提供できればと思い、今回は
シグマオリジナル「面接試験合格マニュアル」から
「よくある質問と答え方のヒント集」をご紹介します!
(画像は、昨年の模擬面接会の様子)
《よくある質問と答え方のヒント集》
質問1 「あなたの志望動機を教えてください」
<良い例>近所にこの学校に通っていた先輩がいて、いろいろと高校の話を聞いているうちに、
とても活気のある学校だと感じ、できればこの学校に進みたいと考えるようになりました。
また、スポーツがとても盛んで、私も勉強と両立させながらサッカーをやっていくつもりなので、
この面でも自分の希望にピッタリだと思いました。
<参考>親や先生がいいと言ったからというような消極的な理由はやめておきましょう。
どこが気に入ったかをはっきり言うこと。
自分で判断して、自分の意思で入学したいと思っていることを示して下さい。
質問2 「この学校のどんなところが気に入ったのですか」
<良い例>学校案内にも書いてありましたが、高校生らしい礼儀正しさを大切にしている点です。
私は去年の文化祭を見に来たのですが、先輩たちがみんな丁寧な言葉遣いで、
制服姿もきちんとしており、とても楽しそうだったのが印象に残っています。
<参考>よく学校を研究したなあという感じをあたえること。また、その学校が採用している制服は
受験生にとって気になるポイントの1つとは思うが、そのことを前面に押し出して話すのではなく、
さりげなく話す。
質問3 「この高校に入学したら、どんなことをやってみたいですか」
<良い例>勉強はもちろん、文化祭や体育祭などの学校行事にも力を入れるつもりです。
広い地域から生徒が集まっていると聞いていますので、いろいろアイデアを出し合って、
いつまでも心に残るようなものにしていきたいと思っています。
参考…これからの3年間を前向きに学校生活を送っていくということを大きくアピールする。
大学進学希望については、将来の夢と関連づけて上手に伝えることが大切。
質問4 「将来はどのような職業につきたいと思っていますか」
<良い例>まだはっきりとは決めていませんが、得意な英語を生かして
海外のインテリアを扱うような職業につきたいと思っています。
また、海外を飛び回るという意味でキャビンアテンダントにもあこがれています。
そのためにも大学の英文科に進学し、語学力を含めて幅広い知識を得たいと思っています。
<悪い例>まだ全然決めていません。高校生になってからゆっくり考えたいと思っています。
<参考>実際は別として、今の時点で自分が思っていることを正直に話したほうが好感が持てる。
消極的な答えは避ける。ほとんどの生徒が職業について具体的に決めていないことは
面接官もわかっている。「あこがれ」でよいので意欲的に答える。
質問5 「クラブ活動は何をやっていましたか」
<良い例>陸上部で、主に長距離を走っていました。
成績はそれほどでもありませんでしたが、記録を相手に孤独な戦いを挑むという競技の性質から、
自分を厳しく律して常に挑戦し続けるという姿勢は学べたと思います。
高校でも続けていくつもりですが、長距離だけにこだわらず、
いろいろな種目にチャレンジしてみたいと思っています。
<参考>成績を残しているならそれをアピール。同時に、勉強と両立していく上での工夫や、
スランプを乗り越えたことなど、個人的な関わり方にも触れる。
クラブ活動を通じて、何が得られたかを話す。
仮に辞めた場合でも、つらい練習に耐えられなかったという印象を持たれないように話す。
高校入試で面接試験を実施する目的は、
①調査書や学科試験だけではわからない“人間性”を見る
②直接、本人に会って、この学校の環境にあう生徒かどうか話してみたい
ということです。
面接は決して恐ろしいものではありません。
むしろ「学力」だけではなく、「人柄」「意欲」を評価してもらえることは、
あなたにとって大きなチャンスです!
明るく元気よく自分をアピールするようにしましょう!