8Nov
みなさん、こんにちは。
本日は、先日ブログで書きました、令和10年度以降の大阪府公立高校入試について、より具体的に考えてみようの回の1回目です。
先日、公式情報も更新され、リーフレットが発表されていましたね。
リーフレット「令和10年度以降の公立高等学校入学者選抜制度について」(外部リンク)
来年、再来年になれば、より正確・具体的な情報が出てきますが、
それまでの間にどのようになるか想像しておきたい!という方もいるかと思い、この記事を書いています。
どのようにこの記事を進めていくかというと、近隣の府県での公立高校入試の入試要項を基に、どのような学校特色枠が設定されるかをただ想像してみようというものです。この記事は厳密なものではなく、「こんな感じになるのかな・・・」と思ったものを書き綴っています。
今回は、京都府の公立高校入試について見てみます。
京都府は、大阪よりも1年早く令和9年度から公立高校の入試の内容が変わります。
この記事は、京都府の詳細を見るものではないので、詳細は割愛しますが、前期・中期・後期の3回の選抜が、前期選抜(仮称)、後期選抜(仮称)の2回となります。
また前期選抜では、独自枠(仮称)と共通枠(仮称)の2つの枠が設けられ、
独自枠と共通枠の両方志願が可能であり、独自枠は1校1学科等のみの志願となるなど、
少し大阪の令和10年度以降の入試と似ている箇所もあり、地域的にも隣接していることから、第1回の対象としました。
一方で選抜手順、評定の計算方法や共通枠は最大3校3学科等に出願できる点などは、現在の大阪府教育委員会からの発表と異なっているため、省略します。
今回、注目したいことは、大阪府公立高校入試で始まる学校特色枠についてです。
京都府では、既に検査項目の概要が発表されていますので、それを参考に見ていきたいと思います。
多くの学校で、「5教科の共通学力検査」「面接」「報告書(大阪府では調査書)」の3つの選抜資料での独自枠を設けています。
同一学科で複数の選択方式での募集もありました。
京都府立田辺高校 普通科では、独自枠が3タイプでの募集となっています。
・「共通学力検査(国・数・英)」「面接」「報告書」
・「共通学力検査(国・数・英)」「面接」「活動実績報告書」「報告書」
・「面接」「作文・小論文」「活動実績報告書」「報告書」
の3タイプです。
活動実績報告書については、部活動や外部のクラブチームでの大会出場・受賞に関するものであったり、ボランティア・資格取得についても含まれます。
また「スポーツ総合専攻」「美術」「音楽」関係の学科では、実技検査が独自枠でも選抜対象に含まれ、
「共通学力検査(国・数・英・理・社)」「面接」「実技検査」「活動実績報告書」「報告書」と5つの選抜資料を要する場合もあります。
また一部の学校では、「共通学力検査」ではなく、「独自学力検査」を独自枠に課す場合もあります。
独自学力検査を国語・数学・英語の3教科で、共通学力検査を理科・社会の2教科で行い、5教科の学力検査を課すパターンもあります。
京都府立城南菱創高校 教養科学科は、「独自学力検査(国・数・英)」と「報告書」で独自枠の選抜を行います。
もちろん、通常での選抜を考えると、理科・社会が不要!とはなりませんが、この3教科への重点的な対策を求められていることは確かです。
大阪府でも第2志望校の選抜資料は、「国語・数学・英語の共通問題」と「調査書」とありました。
理科・社会を大事にしなくて良いということではありませんが、1,2年生の間に国語・数学・英語の3教科は優先的にコツコツ仕上げておくことが大切ですね。
またこのような流れを考えるのであれば、今は面接に対する対策を考慮すべきということが結論になるかと思います。
今すぐに、ではありませんが、面接が必要となった際に対応できるように気持ちの面では面接のことも考えておきましょう。
本日はここまで。それではまた。










