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こんにちわ

個別指導シグマ千里丘校の

小島です。

すいません。

明日の教室開校は15時からに変更です。

以下時間があれば読んでくださいね。

 

ラベリングという言葉を知っていますか?
人は他人を、自分の持つ色眼鏡を通して見てしまいがちです。
知らず知らずのうちに「この人はこういう人」という先入観を持ちます。
相手との付き合いが長いほどその相手に対するイメージは強固なものになり、
無意識に己の中で、「自分が認識している相手の人間性」を創造します。
相手に対してそういった意識を持つことを、「ラベリングする」と言います。
商品に貼られたラベルのように、この人はこういう人だとみなすことです。
このラベリングは、扱い方次第で相手に良い影響や悪い影響を与えることがあります。

ラベリングは、それをされた人間の行動に影響を及ぼすと言われています。
ほとんどの人は、自分が周りの人からどう思われているかを多少なりとも気にするでしょう。
そして自分がどうラベリングされてるかを無意識に考えて、行動しています。
例えば、「とても信頼できる」「物事をきっちりやる」と自分が思われていると感じれば、
その人は出来る限りその期待に添えるようにしっかりとした行動をしようと心掛けます。
また、「不真面目だ」「信用できない」と自分が思われていると感じれば、
その人は落胆し、尚のこと不誠実な態度を取ることもあるでしょう。

生徒と関わる上で、上記例の後者の場合に関しては特に注意を払う必要があると考えます。

日頃の生徒の様子をずっと見ていると、「悪い部分」というのは必ず色々と見えてきます。
「字が汚い」「計算ミスが多い」「言い訳をする」「集中力がない」「すぐごまかす」
「暗記が苦手」「危機感がない」「約束を守らない」「反抗的だ」「指示を聞かない」
などなど…。

ここで相手に対してどうラベリングするかで、相手の行動は変わってきます。
例えば、よく言い訳をする相手に、「君はいつも言い訳ばかりするよな」とラベリングすると、
相手は不快に感じ、一層その性質を強化するだけになるでしょう。何の意味もありません。

また、覚えるのが苦手な相手に「君は覚えるのが苦手だから頑張らないと」とラベリングしても
相手にそのネガティブな性質をより一層認識させて、意識を強化させる結果に繋がります。
私は覚えるのが苦手な人間だ、と自己暗示を抱いてしまうのです。

「計算が苦手」「英語が苦手」「勉強が苦手」…これらは全てラベリングによる自己暗示です。
自分で自分のことをそう思っているうちは、なかなか良い変化には繋がりません。
もし他者が相手の自己暗示に変化を起こそうとするのであれば、
いかにポジティブなラベリングをしてあげるかが重要になってきます。
「悪い期待」より「良い期待」をされているほうが、前向きになれるのは当然のことですね。

先に挙げた例でラベリングをネガティブなものからポジティブなものにすり替えてみましょう。
いつも言い訳ばかりする相手に「君はしっかり物事を考える性格だから、次回は…」と
ラベリングするとどうでしょうか。
言われた相手は快く感じ、むしろ相手の言葉と自分の行動のズレに反省し
改善の意識を持つかもしれません。
暗記が苦手な相手に「君の暗記力は何も問題ない、もしろ覚え方と時間のかけ方が大事だ」と
ラベリングするとどうでしょうか。
意識が「覚えられるかどうか」ではなく、「どうやって覚えるか」に向くと思います。
もちろん明らかな嘘や出まかせは逆効果ですが、相手の状況に合わせて言葉を選ぶことで
意識や認識に変化を起こすことが可能になります。

このように当人の意識や認識は、周りのラベリングが影響して形成されているという
考え方を「ラベリング理論」と呼ぶようです。
「英語が苦手な子」「勉強が苦手な子」などは、この世界のどこを探してもいません。
「英語が苦手だと思いこんでしまっている子」
「勉強が苦手だと思いこんでしまっている子」がいるだけです。
そしてそれは、それまでの周りの環境によって形成された意識なのです。
その意識を変えるためには、周りがポジティブなラベリングをしてあげることが不可欠です。

そんなこんなで、常に生徒の思考をどう変化させるかが大切だと思います。

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