23Jul
みなさん、こんにちは。
本日は、「情報Ⅰ」の2回目ということで、
「情報社会①」を書いていこうと思います。
ここの分野は、言葉が多く出てくるので、
学校のテストとしては、覚える部分が多くなる箇所です。
本文中も言葉の説明が多くなっています。
しかし、一般的に用いられている箇所も多いので、
「少し難しいな…」と思った言葉は、具体例を思い浮かべると良いかもしれません。
まず始めに4つの言葉が出てきます。
「情報」とは、データを集め、目的や用途に応じて整理することで、意味や価値をもたせたもの。
「データ」とは、事実や事柄を数字や文字・記号で示したもの。
「知識」とは、情報を分析することで、問題解決に役立つようにしたもの。
「知恵」とは、知識をもとに価値を創造する力。
私なりの例を挙げると、「お菓子作り」をイメージしてください。
「データ」は、薄力粉や強力粉、卵や牛乳、砂糖などの材料。
「情報」は、焼成前の生地など、材料を組み合わせたもの。
「知識」が焼成工程で、焼き上がればその時点で食べることが出来ますね。
ただ、さらに「知恵」としてトッピングや盛り付けなどで装飾を施すとより綺麗に美味しそうに見えます。
それぞれ4項目の立ち位置がどの場所でどの用途に向いているのかの判断が重要です。
「データ」は、用途に応じて整理できる分、汎用性は高いですが、形を整えるのに手間がかかります。
既に目的に合った「情報」があれば、それを用いるのが賢明でしょう。
それでは、次に少し「情報Ⅰ」らしい内容に触れていきましょう。
みなさんは、Webページを見たときに、本当に記載されていることが事実なのかを日々確認していますか。
正直、Webページを開く度に「必ず確認している!」という方は、少ないのではないでしょうか。
もちろん、その時の重要性や目的に応じて、情報の検証(正しいことかどうかの判別)の必要性も大きく変わってきます。
ただし、情報の信頼度を確認する方法は、知っておいて損はないかと思います。
真っ先に思いつくのは、URLではないでしょうか。ドメイン名を確認することで、その情報の信頼性を確認する判断材料の1つとする場合もあります。ドメインがすべてではないですが、確認もすぐ出来るので、1つの方法として用いていただければと思います。
※”http”と”https”の違いについては、セキュリティの部分で内容に触れます
特に政府や自治体などの組織が一次情報としての公式情報を掲載している場合、その内容は信頼度の高い情報と言えます。例えば、ある企業が新製品を発表する際にその企業のサイトに掲載されている内容は、基本的にすべて信頼しているかと思います。もちろん自社製品のことであれば、基本的に「誤り」がない限りは正確な情報が記載されているはずです。
※意図的に発信しているとすれば、エイプリルフールの時くらいですかね…
昨今、多くの人(企業も含めて)が利用しているSNSは、特に発信者が正しいことを発信しているのかを判断する必要があります。複数のサイトで確認をする方法やその人の過去の発信内容・他人からの評価やコメントなども踏まえて判断する必要が出てきます。「友達の投稿を見ているだけ」であれば、そこまで確認の重要度も高くないかもしれません。
しかし、そうした中でもSNSで気になる投稿があれば、ネットで検索をして企業のサイトでイベント情報や商品の情報を調べたり、友達に直接聞くなどの手段をとるかと思います。それらは私たちが自然と出来るようになった情報の信頼性を確保する手段です。
その上で、特にレポートを作成する場合や、実証実験を行う必要がある場合には十分注意し、情報の信頼性を確認した上でその情報を用いるようにしましょう。
これらの情報は、「メディア」によって、表現され・伝達され・記録されています。「メディア」というと一般的に「マスメディア」(テレビなど)を想像される方も多いかと思います。
マスメディアやネットワークは、「伝播メディア」と呼ばれるグループに分類されます。意外だと感じる方が多いと思うのは、例えば、紙やフラッシュメモリといったものも「メディア」として分類されることです。これらは、「物理メディア」と呼ばれ、記録・表現・蓄積などを行う、道具や装置のことを指します。
本日は、ここまでにしておきましょう。
次回は、「情報社会② ~PDCAサイクル、演繹的推論と帰納的推論~」を投稿します。