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「高校情報Ⅰ『情報社会』」 part.2

みなさん、こんにちは。

 

本日は「情報社会② ~PDCAサイクル、演繹的推論と帰納的推論~」をお届けします。

まず始めに、「PDCAサイクル」というのは聞いたことがありますか?

高校生以上であれば耳にする機会も多いのではないでしょうか。

これは、一般的な問題解決のための流れをまとめたもので、

PLAN→DO→CHECK→ACTIONを繰り返し、問題を継続的に改善していくというものです。

日本語だと、計画→実行→評価→改善とされていることが多いですね。

 

これは「情報Ⅰ」の内容だからというわけではなく、知っておいた方が良いでしょう。

 

さて、計画を立てるときや、さらなる改善を行うときに「どうなるだろうか?」と考えることもあるでしょう。また得られるデータから、推測することも多いと思います。

推論の方法を2パターン紹介します。

演繹的推論」と「帰納的推論」です。

 

少しなじみの薄い漢字が出てきましたが、演繹(えんえき)と読みます。

 

「演繹的推論」とは、一般的に正しいとされている事柄から、個々の具体的な事柄が正しいという結論を得ようとする推論のことです。

「帰納的推論」とは、個々の具体的な事柄から、一般的な原理や原則を求めようとすることです。

これらは、その時々によって使い分けることが必要で、適切な方を選択することが重要です。

 

この「演繹的」と「帰納的」というのは、高校生にはイメージが難しいかもしれません。例と一緒にどんなものなのかをしっかりイメージし覚えておきましょう。

 

この「帰納法」が抱える問題として、「ヘンペルのカラス」という有名なものがあるのは、ご存じでしょうか。

「すべてのカラスが黒い」という命題を証明するというものです。

ここでは、詳しく触れませんが、いつかはこの記事も書こうと思います…

※実際には、「すべてのカラスが黒い」というのは、反例が挙げられています。

 

さて、一人で案を考える場合もあれば、複数人で意見を出し合うケースも多いと思います。その時の手法についても情報Ⅰでは触れていますので、用語を知っておきましょう。

 

単に意見やアイディアをひたすら出し、思いつく限りのものをリスト化する手法を「ブレーンストーミング」(ブレインストーミング)と言います。新たな試みの意見を出し合う場面では、重宝する方法の1つだと思います。

ブレーンストーミングは、”brainstorming”と表記され、brain + storming で分けることができます。脳を駆け巡るというようなニュアンスでしょうか…

 

さて、その「ブレーンストーミング」によって出たアイディアを整理する手法の1つが「KJ法」というものです。それぞれのアイディアを要約し、類似性を有するものをグループにまとめて、グループ間を矢印の方向や太さで関係性を示すというものです。グループディスカッション等での意見出しの後にこのKJ法やそれに類する方法で整理をすることによって、その後の方向性が定まりやすくなりますね。

 

そして、最後に意見をまとめる際に注意すべき点があります。「トレードオフ」についてです。こちらは、前述の「ブレーンストーミング」や「KJ法」よりも、言葉は何となく聞いたことがあるという方も多いかと思います。その言葉の通りの意味ではありますが、ある要素を良くすることによって、他の要素が悪くなる状態のことを指します。もちろん、オールマイティで全てに順応できることが理想ではありますが、それぞれの話し合いや論理展開には、目標に向かって進めることが重要です。その基礎となる目的に対する要素と、関係性の低い要素との兼ね合いを総合的に判断することが必要ということです。

 

 

本日は、ここまでです。

次回は、「情報社会③~情報セキュリティ~」を投稿します。

 

 

 

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