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みなさん、こんにちは。

 

今回は、「データベースと情報システム」についてです。

この内容は用語の説明が多い箇所になるので、覚えることが多いです。

 

構造化されたデータとは、情報を一定の形式で表現したものを指します。

ソフトウェアで扱うときはもちろん、自分で何か調べ物をするときにも、一定の基準で整理することが大切ですよね。

 

データベースとは、データを集めて蓄積したものです。

データモデルとは、定められた項目や分類の方法に従ってデータを蓄積する、整理の方法です。

 

データベースソフトウェアによって、データは蓄積され、そのデータを操作することができます。

ネットワークを通じて、複数の人が共有できるデータベースを管理するコンピュータを「データベースサーバ」といいます。このように、同時に複数の利用者がアクセスするデータベースを作成・管理するために「データベース管理システム(DBMS)」を使います。このシステムには、下記のような機能が求められます。

 

データ資源管理機能

 データの意味・種類・記録場所などの情報を定義し、保管する機能

整合性制約機能

 データベースへの操作が正しく行われていることを保証する機能

セキュリティ機能

 データの性質や重要度に応じて、ユーザに対して操作を許可・制限する機能。

トランザクション管理機能

 同時に複数の利用者がデータベースの内容を変更しようとしたとき、2人目以降の操作を制限する機能

 

 ※トランザクション:データベースの更新を行う一連の処理のこと

 ※トランザクション管理:システムに矛盾が生じないように制御すること

 ※ロールバック処理:更新中に異常が起きたとき、更新処理をキャンセルする処理

 

 

さて、みなさんバックアップという言葉は聞いたことがありますね。

データを複製しておくことによって、一方のデータが損失しても大丈夫なようにするものですね。

そのバックアップにも種類があります。

フルバックアップは、すべてのデータを複製するもの

差分バックアップは、変更箇所のみを保存するものです。

また、ディスクミラーリングと呼ばれる、同じデータを複数のディスクに保存することで、データの破損に備える場合もあります。

 

 

近年では、「クラウド」という言葉が浸透してきたように、ネットワークに接続することでリアルタイムに複数のユーザが同じデータベースを利用・管理できるようになってきました。

 

 

情報システムとは、ネットワークに接続し、情報を収集・処理・蓄積・伝達して活用するシステムです。

POSシステムやネットショッピング、金融情報システム、ポイント管理システムなど様々な情報システムがあり、今では身近に利用されています。

 

 

次回は、「データの分析 part.1」です。

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