17Oct
みなさん、こんにちは。
今月末、10月31日はハロウィンですね。
みなさんは、何かする予定はありますか。
ちょうど週末にさしかかる、金曜日なので何かを計画している方もいると思います。
そんなハロウィンに関する内容を書いていきたいと思います。
ハロウィンの起源が収穫祭ということは有名ですので、知っている方も多いと思います。
ハロウィンの発祥といわれているのは、今から2000年以上も昔の話、
現在のアイルランド周辺に住んでいたケルト人の祭礼「サウィン」だといわれています。
夏と冬で1年を二分したときの節目にあたり、11月1日が1年の始まりとなり、祝日に設定されていたそうです。
その11月1日は収穫された食べ物を先祖の霊に供える収穫祭であるとともに、死後の世界が生きている人にも見える日であるとされていました。
そんな大きな節目の祝日では、前夜祭も華やかに行われていたとされています。
10月31日の夜には、捧げものをした上で、先祖の霊と共にやってくる悪霊と触れないように、篝火(かがりび)を焚いたり、仮面をつけたりして身を守ったといわれています。
また、同時期に他の国でも死者に関する風習がありました。
それがメキシコの「死者の日」です。
毎年11月1日、2日で実施され、地域によっては前夜祭(10月31日)も行われていました。
死者と偲び(しのび)、感謝するなど、故人へ思いを馳せて語り合うというものです。
11月1日に子供の霊が、11月2日に大人の霊が帰るとされています。
故人とともに楽しいひと時を過ごし、故人に満足して死者の国へと帰られるようにする日です。
他にも11月1日に故人への思いを馳せるイベントがある国もあるようです。
それらが融合した状態で日本へと入ってきました。
次回、日本のハロウィンの変遷をお届けします。