14Jul
みなさん、こんにちは。
今日は、英語資格試験 part.3 ということで
IELTSについて書いていきます。
先日のブログのTOEFL iBTと似ている部分もありますので、
是非、見比べながらどちらを受けるか考えてみてください。
まずIELTSには、2つのモジュールがあります。
アカデミックとジェネラル・トレーニングの2種類です。
リスニング・スピーキングのテストはどちらも同じではありますが、
リーディング・ライティングの試験内容が異なります。
留学目的で受ける場合には、アカデミックを受ける必要がある可能性が高いです。
ジェネラル・トレーニングは、職場や社会環境での英語力を評価する となっていますので、職業訓練や海外移住などを目指す方には、ジェネラル・トレーニングの方が必要となる可能性が高いです。
大学入試の制度活用や留学のためにはアカデミックを受けることになる場合がほとんどです。
ペーパー試験とコンピュータ試験のいずれかの方式で受験します。
いずれも内容や時間などは同じなので、自分に合った方式を選択すれば良いです。
ただし、スコアの提出先で指定がある場合がありますので、必ずその点は確認しておきましょう。
各試験内容についてです。
まずは、アカデミックとジェネラル・トレーニングの共通部分について…
・リスニング (約30分)
4つのパート構成で「日常会話・日常モノローグ・教育や研修での会話・学術的なテーマのモノローグ」となります。
モノローグは、セリフや文章など定型的な口語文のことを指します。
・スピーキング(約11~14分)
試験官と1対1の対面で実施されます。
3つのパート構成で「自己紹介・スピーチ・ディスカッション」となります。
ここからは、アカデミックとジェネラルトレーニングで違う内容となります。
・リーディング(3セクション 約60分)
●アカデミック
3つのセクションのすべて長文が含まれています。
内容は一般向けの内容のため、特定の学術内容についての専門知識は必要ありません。
●ジェネラルトレーニング
①英語圏での日常生活に関する短文
②仕事関係に関する2つの文章
③一般的なトピックを扱う比較的長く複雑な長文 の3つです。
・ライティング(2パート 60分)
●アカデミック
①与えられた情報を要約し、自分の言葉で説明
②意見、論点、問題に関するエッセイ
アカデミックでは、セミフォーマルかつニュートラルな文体での記述を求められます。
●ジェネラルトレーニング
①与えられた状況に適した文章の作成
②意見、論点、問題に関するエッセイ
最後に全体のポイントについてまとめます。
・9.0点満点での採点で0.5点単位でスコアが出ます。
・試験時間の合計は約2時間45分です。
・スピーキングは面接形式です。
・受験費用は、25,380円(2025年現在)です
・受験の本人確認にパスポートを使用するため、パスポートが必須です。
・大学進学の資格利用や留学には「アカデミック」、就職や永住であれば「ジェネラルトレーニング」が基本ですが、提出先に確認をしておきましょう。
本日は以上です。
是非、この夏に集中対策を行い、TOEIC、TOEFL、IELTSのいずれかを受験してみましょう!
シグマは個別指導の塾なので、各試験対策の要望へも対応可能です。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。